経済学の勉強をすると一度はでてくるのがこの「外部性」という単語です。

外部性とは、ある人がした行動が他に誰かに影響を与えることをいいます。

良い影響であれば、「外部経済」。

悪い影響であれば、「外部不経済」。

外部経済の例を考えて見ましょう。

ある路地裏にレストランがあるとします。

路地裏なのでなかなか人がきませんでしたが、隣の空き地に大学ができました。

リースへのアクセスは何ですか？

この結果、レストランに学生が集まり大繁盛したとします。

この場合、「大学ができた」ということが、レストランに「繁盛」という影響を与えたわけですね。

こんな例は、身近にたくさんあると思います。

外部不経済の例はすぐに思いつくと思います。

「公害」ですね。

ある田舎が都会化してきて空気が悪くなり、喘息などの症状を訴える人が増えたとか
、きれいな魚がいた川の近くに工場ができて魚が激減してしまったとか色々あります。

トップ10の製造会社

今話題の「環境問題」なども外部不経済の結果といえるでしょう。

これらのことはなかなかマーケット機能だけで解決することができません。

ここを解決しようと努めるのが政府です。

政府を外部経済を促進するために補助金を出したり、外部不経済をなくすために
規制や罰金などを設けたりします。

マーケットができないことを、政府がやるというのが基本的な形なんですね。