Vistaに対応 : WebDAVサーバをネットワークドライブにマウントできるSolution Box NetDrive
2つめの更新プログラムは,ページ上部にダウンロードへのリンクがあります。
ここ最近,VistaでWebDAVサーバをネットワークドライブにマウントできるツールを探し回っていた。実は以前にも調べていた時期があって,WebDriveとかCarotDAV,TeamFileクライアントなどがVistaで使えるようだった。XPで使える,WebDriveの原型となったNetDriveは,残念ながらVistaには対応しておらず,いろいろ手をつくしてもマウントできない状況だった。
しばらく経って,そろそろ新しい何かが出ていたりしてと思って探っていると,以下のソフトを発見。その名もNetDrive,というのは上のものと同じ名前だが,どうも違うところが作っている様子。
机の上のツールセット
日本語での紹介記事が見あたらなかったのでここに紹介。
NetDrive – The Network Drive for Windows
個人利用はフリーとなっているこのソフト,Vistaに公式に対応しているとのことでインストールした。
使ってみた感じ : NetDriveのレビュー
ユーザインターフェイスは独自のもので個人的にはあまり好きではなかったが,左ペインにサイトを追加した後,右ペインに必要な接続情報を入力,さらに [Advanced] ボタンからそのサイトでSSL(HTTPS)を使うかどうかや,ファイル名の文字コード(デフォルトはUTF-8)を選択できたりするということで,自分にとっては十分な設定が可能。
また,アプリケーション全体の設定としてWindowsログイン時に実行したり,NetDrive開始時に特定のサイトに自動的に接続したりもできる。
Linuxのポートを確認する方法
マウント後は,「ネットワークドライブ」でなく,Cドライブなどと同じ「ハードディスク ドライブ」として認識されるらしく,ドライブのコンテキストメニューからマウント解除することは今のところできない。また,ドライブサイズは512GB(使用率0%)で固定となる。
あとは普通にエクスプローラ上でファイル・フォルダを扱う感じでファイルを扱える。普通のドライブとして認識されているので,サーバ上のWordファイルなどを直接開いて編集することもできる。
Vistaから導入された,エクスプローラ上でフォルダ階層間の移動が楽になるアドレスバーも問題なく動作するためフォルダの使い勝手もよい(TeamFileクライアントは現時点ではこの機能が使えない)。
Solution Box NetDriveの問題点
言うまでもなく,今まで見てきた中で自分にとっては無料で利用できるものとしては最高のVista対応WebDAVクライアントだが,
Red Hat Linuxのsendmailのキューをチェックする方法
- サーバ上でファイル・フォルダ名が変更できない
- ドラッグアンドドロップに対応していない
といった未実装の点も見られた。ただ,このソフト自体まだとても新しく,活発に更新されているようなので今後にとても期待できると思う。
サイトの設定を行うときの注意点
設定のときにすこしハマりかけたのが,「Site IP or URL」の設定項目だった。ここには,URLスキームを入れてはいけないという暗黙の(?)ルールがあるらしく,たとえば,
といった具合にしなければ,正しいはずなのに
Mounting drive Z: failed
Login failed. Please check the internet connection.
と出てきて全然接続できない。
Solution Box NetDrive
NetDrive – The Network Drive for Windows
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