kanda2003さん　こんばんは

　本業とは別に副業で某出版社の契約カメラマンをしている者です。

　１０年・２０年前と比べＰＣ作業は簡単になり、誰でも操作できる作業になりました。そう言う時代で有ってもデジタルカメラで撮影した写真や動画をＳＤカート等のメモリーカードに入れっぱなしと言う方が居るのは事実です。それはそれで良いのかもしれませんが、そう言う素人的な人が撮影をし続けた場合どうなるかですよね。いつかはメモリーカードが満タンになって撮影出来なくなるんですね。数年前のカメラと比べて画素数が大幅にアップした最近のデジカメでは、メモリーカードが満タンになるのも早いんです。そう言うメモリーカードに撮影画像を入れっぱなし的な事をする人は素人さんが多い訳で� �けど、そう言う方が容量の大きなメモリーカードを沢山持っているとは考えられません。と言う事を考えた時に、そう言う方は頻繁にkanda2003さんがこれから行おうとしている事業のお世話になる可能性が高いと思われます。

　フィルムカメラで撮影していた時代と違って現像と言う化学的な工程を経ないと画像として見られなかった時代と違って、デジタルカメラは撮影直後でも画像を見る事が可能ですよね。したがってフィルムカメラ時代より撮影後に係る費用は大幅に軽減しました。したがってカメラがデジタル化する事によって、フィルムカメラ時代より１０倍位のカット数を撮影すると言うデーターが有る位なんです。ですから面倒なのかそれともＣＤやＤＶＤ化の仕方が解らないのかでショップに依頼する場合、回数が多くなる事が考えられます。ＣＤまたはＤＶＤ化するのに１メモリーカード当たり５００～６００円位が相場だと思います。これをもしご自身で行ったら、ＣＤやＤＶＤのメデ� �アが１枚当たり１００円位ですから回数多くショップに依頼したら値段差が大きくなってしまいます。デジタルカメラを初めて持った人ならショップに依頼する人は多いかもしれませんが、値段が解れば値段差より徐々にショップに依頼しなくなると私は考えます。

　以上の理由より、ＣＤやＤＶＤ化する事業は言うほど商売になる事業ではないと私は考えます。

　kanda2003さんが行う事業が成り立つとしたら、単にＣＤやＤＶＤ化すると言う事ではなくてフォトブック的な簡易写真集を作る事業なら成り立つと思います。私の例で言えば、友人の結婚式の写真は全て私が撮影しフォトブックとして皆さんが撮影した写真をアルバムに張るのとは違う形式で写真集にしてプレゼントしました。そう言う作業をするためにはそれなりな編集の知識が必要になります。趣味で写真を撮影する人の中でも、そこまでの知識が有る人はそんなに多くないと私は思います。と言う需要は有るかと思います。

　以上を纏めると単にメモリーカードの中の画像や動画をＣＤやＤＶＤ化する事業は、kanda2003さんが考えているように� ��業としては成り立たないと思います。現在は自分史や今まで趣味で調べていた地域の歴史等を自主出版する事が隠れたブームになっている様です。それと同様に趣味で撮影されている方なら、いつかはご自身の写真集を作りたいものです。そう言う簡易写真集を作る事業（例えば私が友人の結婚式を写真集化した様な）なら、出来上がりの編集次第では成り立つ事業だと私は考えます。

　誰かの回答にもありましたが、デジタル画像を紙媒体の写真に仕上げる事を「現像」とは言いません。「プリント」とと言います。「現像」とはフィルムや印画紙を現像液等で化学的な処理をして見た目に見える画像化する事を言います。言葉に突っ込みを入れる様で申し訳ないのですが、この様なレベルの方が編集をしてある程度見られる簡易写真集化出来るとは思えません。厳しい事を言う様ですが、ある程度の費用をかけて行う事業でしょうからお辞めになった方が良いのでは・・・・と私は思います。どうしてもされたいのであれば、編集作業をきちんと勉強されてからの起業が良いと思います。出来上がりがこんなものか？？？と言われる出来上がりじゃいくら素人相 手の商売でも成り立たないと思いますので・・・・。

　厳しい事を書きましたが、何かの参考になれば幸いです。

投稿日時 - 2012-02-16 06:47:15